「子育てが終わって何か始めたい」「健康のために運動を習慣にしたい」「同世代の仲間がほしい」——50代からのバドミントンは、健康・仲間・趣味を一度に手に入れられる選択肢です。本記事は初心者向けハウツーとして、無理なく始める手順をまとめます。

この記事でわかること
- 50代がゼロからバドミントンを始める手順
- 始める前にしておきたい準備
- 無理なく体力をつける段階的なプラン
- 道具選び・仲間づくり・怪我予防のポイント
50代にバドミントンが向いている3つの理由
- 健康維持:有酸素運動と筋力刺激を兼ね、生活習慣病の予防につながる
- 仲間づくり:サークルでは世代を超えた交流が生まれる
- 脳の活性化:判断・反応・動きを同時に使うため、認知機能の維持にも役立つ
ダブルス中心なら自分の動ける範囲でゲームが成立するため、50代から未経験で始めても十分に楽しめます。
始める前の準備
1. 健康状態を確認する
高血圧・心疾患・関節疾患などの持病がある場合は、運動を始める前に医師へ相談しておきましょう。問題がなければ次の準備へ進みます。
2. 2週間のウォーキングで土台をつくる
いきなり体育館で動くのは負担が大きすぎます。1日30分のウォーキングを2週間続け、体を運動に慣らしてからバドミントンを始めると安全です。
3. 道具をそろえる
| 道具 | 予算の目安 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| ラケット | 5,000〜10,000円 | 軽量タイプ(85〜90g前後)が手首・肘の負担を抑えやすい |
| バドミントンシューズ | 6,000〜9,000円 | クッション性の高い専用シューズを。膝・足首を守る |
| シャトル | 1,000〜2,000円(12個入り) | 練習用ナイロンシャトルで十分 |
道具をもう少し詳しく選びたくなったら、初心者向けラケットの比較で価格帯ごとの候補を、ラケットの重さと長さの選び方で扱いやすい重さの目安をまとめています。シューズはバドミントンシューズの選び方を参考にしてください。
無理なく始める3ヶ月プラン
| 期間 | 頻度 | 強度の目安 |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 週1回・1時間 | 3割(基礎打ち中心) |
| 2ヶ月目 | 週1回・1.5時間 | 5割(軽いラリー) |
| 3ヶ月目 | 週1回・2時間 | 6〜7割(ゲーム形式も可) |
体力に自信がない場合は、各期間を1.5倍に延ばしても構いません。「物足りないくらい」で止めるのが長く続けるコツです。
仲間の見つけ方
- シニア・中高年歓迎のサークルを選ぶ。同年代比率が3割以上だと安心して通える
- 体育館のシニア向け個人開放から始めるのも気軽でよい
- オフ会・単発練習会は「初心者OK」と明記されたものを選ぶ
- 見学を受け付けているサークルなら、一度雰囲気を見てから判断できる
怪我を防ぐ4つのポイント
- ウォームアップは20分しっかり:ふくらはぎ・アキレス腱・肩を入念に
- ジャンピングスマッシュは封印:着地で膝・足首に大きな負担がかかる
- 連日のプレイは避ける:最低2日は休養を入れる
- 違和感が出たらすぐ休む:無理をして悪化させない
膝・足首・肘などに不安がある人は、部位ごとのサポーターの選び方を部位別サポーターの選び方にまとめています。着地の衝撃が気になる人はインソールの選び方も参考になります。サポーターやインソールは痛みを治すものではないので、痛みが続くときは練習を休み、整形外科で相談してください。
普段の体力維持
- ウォーキング 週3回程度
- スクワット 10回×3セット
- ストレッチ 朝晩5分
- 食事はタンパク質を意識してとる
やってはいけない失敗5選
- 準備運動なしでプレイを始める → アキレス腱などの重い怪我につながる
- 若い人に合わせて全力で動く → 自分のペースを守る
- ジャンプやダッシュを多用する → 膝・足首を痛める
- 休養を取らず連日プレイする → 慢性的な痛みにつながる
- 体調不良や違和感を我慢して続ける → 悪化させてしまう
50代女性が始めるとき
子育てが一段落した、何か新しいことを始めたい——50代からバドミントンを始める女性も少なくありません。体力に合わせてペースを調整しやすく、仲間づくりの場にもなるのがバドミントンのよいところです。
始める前に
- 持病がある人や体調に不安がある人は、始める前にかかりつけの医師に相談しておく
- いきなり体育館に行く前に、しばらくウォーキングなどで体を動かす習慣をつけておくと、最初の練習が楽になります
- ラケットは軽めのもの、シューズはクッション性のある体育館用を選ぶ。ひざや足首が心配な人は、サポーターの選び方も参考にしてください
サークルの選び方
- 女性のみのサークル:気兼ねなく参加しやすい(詳しくは女性限定サークルという選択肢)
- 中高年が中心のサークル:同じ世代が多く、ペースが合いやすい
- 初心者歓迎・レベル別のサークル:初心者向けの練習時間があるかを確認する
- 運営者に女性がいるサークル:困ったことを相談しやすい
ペースの上げ方
最初の1か月は、週1回・1時間程度、軽めのラリーから始めます。慣れてきたら、少しずつ時間を延ばし、2〜3か月かけて2時間の練習会に参加できるくらいを目指します。息が上がりすぎたら、遠慮せずに休憩をとりましょう。
気をつけること
- 若い人のペースに合わせて全力で動かない
- ジャンプやダッシュを多用しない
- こまめに水分をとる
- 体調がすぐれない日は、無理せず休む
楽しみ方
勝ち負けより、ラリーが続く楽しさや、練習後のお茶・食事での交流を大事にすると、長く続けやすくなります。慣れてきたら、市民大会のレディースの部や、年代別の大会に挑戦してみるのもよい目標になります。
まとめ
- 50代からのバドミントンは健康・仲間・趣味を一度に得られる
- 始める前に健康状態を確認し、2週間のウォーキングで土台をつくる
- 3ヶ月かけて段階的に強度を上げる
- シニア歓迎のサークルや個人開放を活用し、無理のないペースで続ける
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よくある質問(50代のバドミントン)
Q. 50代・未経験でも始められますか?
A. はい。体育館の個人開放や自治体の初心者教室なら未経験でも始めやすく、ペースを抑えれば50代からでも十分に上達できます。まずは打てる場所を確保することから始めましょう。
Q. 週に何回くらい打てばいいですか?
A. まずは週1回・1回1〜2時間から。慣れてきたら週2回程度に増やします。間に休養日を挟むと疲労や怪我の予防になります。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. ラケット・シューズ・シャトルなどの初期費用は1〜2万円程度が目安。あとは体育館の個人開放なら1回数百円で続けられます。
Q. 一人でも始められますか?
A. はい。体育館の個人開放やサークル・オフ会なら、一人参加でもその場で対戦相手が見つかります。自宅での素振りやリフティングなど一人練習も有効です。

