バドミントンラケットの寿命と修理|買い替えのサインと直せるもの

バドミントンラケットの寿命と修理 ラケット

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

久しぶりにバドミントンを再開しようとして、押し入れから昔のラケットを出してきた人もいると思います。あるいは、ダブルスでパートナーのラケットとぶつけたり、床に打ちつけたりして、「このまま使って大丈夫か」と不安になった人もいるかもしれません。

この記事では、ラケットを買い替えるか、使い続けるか、直すかを判断するための確認ポイントを説明します。修理できるものとできないものは、メーカーが公開している範囲で整理します。

結論:このサインがあれば買い替えを考える

次のうち1つでも当てはまる場合は、買い替えを考えてください。

  • フレームやシャフトに、ひびや割れがある
  • フレームが欠けていたり、へこんでいたりする
  • シャフトが曲がっている、またはフレームとシャフトのつなぎ目がぐらつく
  • 振ったときや軽く打ったときに、以前はなかった音や振動がある
  • ガットを張り替えようとしたら、店で張れないと言われた

反対に、次のようなものは、ラケット本体を買い替えなくても対応できる場合があります。

  • ガットが切れている・ゆるんでいる → ガットの張り替え
  • グリップがすり減っている・べたつく → グリップテープや元グリップの交換
  • ガットを通す穴の部品(グロメット)が割れている → グロメットの交換(ラケットによっては対応できない場合あり)

フレームやシャフトの割れは、修理が難しい破損です。そのまま使うと、打っている最中に折れるおそれがあります。見た目で判断がつかない場合は、購入した店に相談してください。

ガットの張り替えを頼むときに、ラケットを強くぶつけた覚えがある場合は、そのことを店に伝えておくと安心です。張るときにはフレームに大きな力がかかるので、店でも傷みがないかを確認しやすくなります。

ラケットの寿命は何で決まるか

ラケットの寿命は、「何年」と一律に決まっているわけではありません。寿命に関わるのは、主に次の3つです。

使用頻度。 打つ回数が多いほど、フレームやシャフトには繰り返し力がかかります。週に何回も打つ人と、月に数回の人とでは、同じ年数でも使われ方が大きく違います。

保管のしかた。 ヨネックスは、高温になる車の中にラケットを置いておくと、変形や破損の原因になると注意を呼びかけています。夏場の車内や、直射日光の当たる場所に置きっぱなしにするのは避けてください。湿気の多い場所に長く置くことも、グリップやガットの傷みにつながります。

衝撃。 ラケット同士がぶつかる、床や壁に打ちつける、ラケットバッグの中で重いものに押される、といった衝撃は、ひびや変形の原因になります。ダブルスでパートナーとラケットがぶつかるのは珍しいことではありませんが、強くぶつけたあとは、フレームに傷やひびがないか確認してください。

また、ガットを張る強さも関係します。ヨネックスは、推奨テンション(ラケットごとに決められた張りの強さ)を超えて張ると、破損の原因になると案内しています。

ふだんの保管では、次の点を意識すると、ラケットを傷めにくくなります。

  • 使い終わったら、ラケットケースやラケットバッグに入れて持ち運ぶ
  • 夏場の車内や、直射日光の当たる場所に置いたままにしない
  • 湿気の多い場所を避け、汗で濡れたグリップは乾かしてからしまう
  • ラケットバッグの中で、重いものの下敷きにしない

使い続けてよいか確認するポイント

フレームのひび・塗装の割れ

まずは、明るい場所でフレーム全体を見てください。とくに、ラケットの先端(シャトルを打つ面のいちばん上)と、フレームの側面は、ぶつけやすい部分です。

  • 細い線のようなひびがないか
  • 塗装が割れて、その下の素材が見えていないか
  • フレームの一部が欠けたり、へこんだりしていないか

塗装の表面だけに細かい傷がある程度なら、すぐに使えなくなるわけではありません。ただし、塗装の割れとフレーム本体のひびは、見た目だけでは区別がつきにくい場合があります。判断に迷うときは、ガットを張り替えるついでに、店で見てもらうと安心です。

シャフトの曲がり・グリップの緩み

次に、シャフト(フレームとグリップをつなぐ細い棒の部分)を確認します。

  • ラケットを目の高さに持ち、シャフトがまっすぐかを見る
  • フレームとシャフトのつなぎ目に、ひびやぐらつきがないか
  • グリップを握ってひねったときに、グリップの部分が動かないか

シャフトの曲がりや、つなぎ目のぐらつきがある場合は、使い続けないでください。グリップの部分が回ったりずれたりする場合は、グリップの内側の部品が傷んでいることもあるので、店に相談してください。

長く保管していたラケット

何年もしまっていたラケットは、フレームやシャフトに問題がなくても、ガットは張り替える前提で考えてください。ガットは、使っていなくても時間がたつと傷んでいくと言われています。張ったまま長く置いていたガットは、見た目がきれいでも、打ったときにすぐ切れることがあります。ガットが切れる理由や張り替えの時期は、ガットが切れる理由と張り替えの目安で説明しています。

グリップも、長く置いておくと硬くなったり、べたついたりします。使う前に巻き替えておくと、握りやすさが戻ります。

また、湿気の多い場所や、暑くなる部屋で保管していた場合は、フレームにも影響が出ていることがあります。上で説明したひびやシャフトの確認を、使う前に一通り行ってください。

修理できるもの・できないもの

ヨネックスは、修理についての相談を、購入した店(通信販売を含む)を窓口として、現品を見たうえで受け付けるとしています。まずは購入した店に相談するのが基本です。

修理・交換で対応できる主なもの

  • ガットの張り替え。 店で頼めます
  • グリップの交換。 グリップテープの巻き替えは自分でもできます。元グリップ(ラケットに最初から巻いてあるグリップ)も、交換用が販売されています。巻き方はグリップテープの巻き方で説明しています
  • グロメットの交換。 グロメットは、ガットを通す穴を守る部品です。ヨネックスは、ラケットごとの専用グロメットの品番をウェブカタログに掲載し、取扱店経由で購入できるとしています

修理できない主なもの

ヨネックスは、修理できない主な破損の例として、次のものを挙げています。

  • ラケットのフレームやシャフトの破損
  • ラケットの再塗装
  • ラケットの生産終了から5年を経過しているもののグロメット交換

とくに注意したいのは、グロメットです。ヨネックスは、ラケットの生産終了後5年で専用グロメットの販売を終了するとしています。古いラケットは、グロメットが割れても交換できない場合があります。

メーカーの窓口の探し方。 ほかのメーカーのラケットも、まずは購入した店に相談し、店で対応できない場合は、各メーカーの公式サイトにあるお問い合わせ窓口を確認してください。個人売買で買ったラケットは、メーカーでの対応が難しい場合があります。

保証書と模倣品。 ヨネックスは、破損の相談の際、保証書が付いている商品は保証書を提示するよう案内しています。保証書は、ラケットを使っている間は捨てずに保管しておきましょう。また、ヨネックスは、インターネット上のショッピングサイトなどで精巧な模倣品が出回っているとして注意を呼びかけています。買い替えるときは、信頼できる店で購入してください。

保険の請求をするとき。 スポーツ保険などでラケットの破損を請求する場合、修理できないことの証明を求められることがあります。ヨネックスは、破損した現品を確認したうえで「修理不能証明書」を発行するとしています(現品を送る往復の送料は利用者の負担)。必要な場合は、ヨネックスのお問い合わせ窓口に相談してください。

昔のラケットと今のラケットの違い

学生時代のラケットを使って再開する人もいると思います。今のラケットとの違いを、公式に確認できる範囲で挙げておきます。

重さの区分。 ヨネックスは、近年のラケットの重さを、2U(平均93g)から2F(平均68g)までの区分で示しています。5UやF、2Fといった軽い区分もあります。昔のラケットの重さがわからない場合は、店で今のラケットと持ち比べてみると違いがわかります。

素材と構造。 今のラケットは、フレームやシャフトにカーボンなどの素材を使ったものが中心で、メーカーはそれぞれ独自の素材や構造を打ち出しています。

ただし、「昔のラケットは使えない」というわけではありません。フレームやシャフトに問題がなく、ガットを張り替えれば、再開して最初のうちは十分に使える場合もあります。まずは手持ちのラケットで打ってみて、重く感じる、振りにくいと感じたら、買い替えを考えるという順番でもかまいません。

買い替えるなら

買い替えるときは、今の自分の体力と練習の頻度に合わせて選ぶのが基本です。再開したばかりなら、昔と同じ重さにこだわらず、4Uや5Uの初級〜中級者向けのモデルから考えると無理がありません。

店で相談するときは、「学生時代に◯年ほどやっていて、今回は◯年ぶりに再開する」「週に何回、どんな場で打つ予定か」を伝えると、店員も候補を絞り込みやすくなります。手持ちのラケットを持っていけば、重さやグリップの太さを比べながら選べます。

具体的な候補は、初心者向けラケットの比較で重さやバランスを比べています。

まとめ

  • フレーム・シャフトのひびや割れ、シャフトの曲がりがあれば買い替えを考える
  • ラケットの寿命は年数では決まらない。使用頻度・保管・衝撃で変わる
  • 長く保管していたラケットは、ガットを張り替える前提で考える
  • ヨネックスは、フレーム・シャフトの破損は修理できないとしている。グロメットは生産終了から5年で販売終了
  • 修理の相談は、まず購入した店へ

再開をきっかけに買い替えるなら、初級〜中級者向けのモデルが候補になります。

イーブンバランスで扱いやすいモデルを選びたい人に向いているのが、ヨネックスのアークセイバー1です。

ヘッドライトで振りやすいモデルを選びたい人に向いているのが、ヨネックスのナノフレア300です。

一緒に打つ相手を探すなら

久しぶりに打つなら、初心者歓迎や再開した人向けの練習会から参加すると、ブランクがあっても無理なく感覚を取り戻せます。ラケットの調子も、実際に打ってみると確かめやすくなります。

バドミントンオフで練習会・オフ会を探す

タイトルとURLをコピーしました